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お米の話いろいろ
その一

知っているようであまり分からないお米のお話をちょっと紹介します。
そのニのページ

  お米の保存と賞味期限
      お米は生きものです。ですから、月日と共に老化していきます。
 特に、白米は玄米よりも老化が早いので精米にされてから約1か月を過ぎると味が多少落ちるといわれています。1か月を過ぎると急激に味が落ちるというわけではなく、徐々に味が落ちていくものと思います
 橋本農園のお米は、玄米の状態で低温にて保管されていますので、精米するまでは新米に近い状態にあります。
 その鮮度を落とさないためにも、おいしく食べることのできる賞味期間を参考にしてください。
9月〜翌年3月頃までの賞味期間 約2カ月くらい
4〜5月頃までの賞味期間 1カ月くらい
(気温が上昇し、食味の低下が早くなるため)
6〜7月頃までの賞味期間 20〜25日(高温多湿のため)
8月の賞味期間 15日くらい
  お米の研ぎ方
   お米を研ぐのは、おコメのまわりについたヌカやヨゴレをとる為です。
一番大切なことは、<すすぎ>を手早くすることです。のんびりと研いでいると、
水に溶けた糠がおコメについて、糠臭いごはんになってしまいます。
 まず、きれいな水をサッと入れ2〜3回手早くかき回し捨てます。
2回目も同様に、手早くかき回して捨てます。この繰り返しを水が澄むまで続けて
下さい。 あくまで「
手早く」が、おいしく炊き上げる基本です。
 力を込めて洗っている方いらっしゃいませんか ?、精米の技術がすすんだ今では、それほど力を入れて研ぐ必要はありませんよ(^_^)

 お米の炊き方
           研ぎ終わったら、次におコメを水に浸します。
 美味しいごはんを炊くために、おコメの芯までたっぷりと水を浸透させてから
火にかけなければなりません。研いでから直ぐに火にかけてもご飯は炊けますが、
ふっくらとせず、少し固めに炊き上がってしまいます。
 冬場なら最低1〜2時間、夏場でも30分以上は浸して下さい。どうしても浸す時間がない時は、ぬるま湯に最低10分間、浸して下さい。

 炊飯は今は電気式、ガス式がほとんどですので各メーカーの設定でお願いします。

 炊飯が終わったらわったら10分から15分ほどフタを開けず蒸らしてください。その後しゃもじを内釜の周辺にそうように入れ、底から返すように手早く混ぜます。混ぜるというのは、余分な水分を飛ばしておコメを立たせるためと、味を均一化するためです。

 ご飯の保温は5時間くらいを限度にしてください。それ以上保温しておくと味も落ちてしまいますし、艶がなくなりごはんが黄ばみ、香りは臭みに変化してしまいます。
最近は良い電子炊飯器が出来たらしいので改良されていますが、冷めた状態で保存し、電子レンジで加熱する時に、お水やお酒を少量加えると、ふっくら仕上がります。
 夏場は痛みやすいので冷蔵庫に入れてください。
 水加減について
 水加減の基本は炊飯器の目盛ですが、新米と古米、食べる人の好みによって適宜調節してください。通常は米1に対して水 1.2倍程度、新米の場合少し控えめ、古米だと1.2〜1.3倍が目安です。橋本ファームの米に合った水加減は少し少なめかも ? 好みも有りますので色々お試し下さい。

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