米の販売方法も多様化し、価格もどんどん下がっています・・・
作り手の意欲も下がり、年中行事のように米を作り出荷するだけで、米に対して格別の思いで作る農家が減っています。
当農園のお米の価格は、冷夏の年に数ヶ月上げただけで、販売時から変わっていません。
それは、必要な資材費と、必要な作業を行うため毎日田んぼへ出かけるなど、手抜きをしない米づくりに必要な経費。そしてこれからも農業を続けていくための経費が最低それだけ必要だからです。
価格を下げる事は出来ても、継続して米を作る事は難くなると思います。
低価格路線ではなく、正しい農業と正しいものを作る路線で進みたいと、今年も価格を据え置いております。
当たり前のことを淡々と行う。農家は昔からそうでした。
時代が変わり、コスト削減という理由で、どうも大事なところが削られているよ
うな昨今・・・当農園はそうなりたくないです。
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